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前回は養子縁組が成立せず、高校生のアサミ、小学生のミホとノブヒコ、乳児のシオリとショウゴが在籍しているシェイド孤児院です。
「子供たちが多いのは楽しくていいんですけど、やっぱりなるべく早くみんなに新しいお家を見つけてあげたいですね」とはミサキ院長の弁。
それでは今回もお話を進めていきます♪
5年目秋の月曜日
今日は新しい孤児のお迎えの日です。
朝も早くから、いきなりファンファーレが響き渡りました。
ノブヒコが願望達成です。
おめでとう、ノブヒコ!!
うまく乗れなくてイライラしていた時はどうなることかと思っていましたが、頑張って乗れるようになってよかったです。
そうかと思えば、今度はミサキ院長に叱られています。
どうやら落書き芸術が大爆発したようで
うーん、さすがにそれは叱られても仕方がありません。
これで(これだけではないでしょうけど)厳しいといわれてしまうのは、ちょっと違う気もするのですが、もはやミサキ院長もあきらめているようですね。
更にはシオリの3つ目の悩みが判明しました。
攻撃的!!!
確かに、やたらと「ふざけっこの遊び」やバニバニを「叩き」たがるので、もしやとは思っていましたが、攻撃的だったんですね。
見た目はとてもかわいらしいし、たまに文字絵カードをねだったりしますし……
それでも基本はマイペースな子。
何でも自分一人でやるのが楽しいようです。
(攻撃的でもなんでも、愛情をもって育てるだけ)
シオリとショウゴをデイケアに預けて、ミサキ院長は新しい孤児を迎えに行きます。
1なので子供をお迎えします♪
無事に迎えられてほっとしたのもつかの間……
ショウゴのおむつがえらいことになっているので、慌てて対応に追われるミサキ院長。
お迎えに行ったタイミングで目覚めたので、お腹もペコペコのようです。
ショウゴをお昼寝させてひと息つく間もなく、学校組の帰宅です。
しかもファンファーレ付き、ということは……
ミホの成績が上がったので、学校組は全員A評価になりました。
おめでとう、ミホ!!!
これは褒めないと、と思った途端、玄関先でミホの芸術が大爆発www
もちろん叱られて後でお掃除をしていました。
「さぁ、みんなで宿題するよ~♪」
アサミの号令で、クラブ活動が始まります。
今日はタカユキが遊びに来ていて、クラブに参加もしていないのに、つられて(?)宿題を始めています。
そしてアオイが紹介された途端……
ノブヒコは内心怒っているようですけど、自信があるムードレットが強くて、表には出ていないようです。
その後、順調にクラブ活動で宿題や実験をする学校組。
友好的なふるまいも推奨されているので、みんなで仲良く過ごしています。
そして攻撃的なマイペースっ子のシオリは、周りに影響されずにテントでお昼寝。
お昼寝から目覚めた後は、アサミに文字絵カードをねだっていました。
一方ショウゴは、ベビーフードのスプーンを指で上手につまめるようになったので、フィンガーフードを試食できるようになりました。
ショウゴはハイハイもできるようになったので、無事お誕生日を迎えることができそうですね。
そしてその日の夜遅く。
洗面所には、歯がぐらぐらしたので、一生懸命歯を磨くアオイの姿がありました。
もはや恒例ともいえるかも……?w
5年目秋の火曜日
今日は養子縁組の受け付け日ですね。
もはや満員待ったなしの状況ですから、ミサキ院長もさすがに今日こそは、と願わずにはいられない様子。
ノブヒコは、朝も早くからシオリやショウゴと遊んでから学校に行きました。
一方、昨夜の歯磨きが功を奏したか、早速歯が抜けたアオイ。
ミサキ院長の手作りランチを手にドキドキの初登校です。
アサミやミホもそれぞれが学校へ向かいました。
ミサキ院長は、ここからショウゴのお世話に大忙し。
立つ練習もできているので、もう間もなくつかまり立ちができるようになりそうですね。
そして今や台風の目ともいえるシオリ。
「ひとりでできるもん」とばかりに、何でも一人でこなします。
(ふう、少しは時間があるかな?)
ミサキ院長、最近体を絞れていないので、ランニングマシンを始めたとたん。
シオリがやってきました。
ミサキ院長は、シオリの気持ちを尊重しつつ、それでもバニバニをたたいたらしっかりしつけをしたり、絵本を読んでというリクエストに応えたり。
やっとこさ、シオリがお昼寝してくれました。
ランニングを再開しようとしたら、ここで学校組の帰宅です。
アオイ以外は全員A評価。
アオイもぼちぼち頑張っていってもらうとしましょう。
ミサキ院長は、帰ってきた孤児たちをさっと見渡し、アサミにジョギングを促します。
アサミはティーンにありがちな情緒不安定になってしまっていたからです。
クラスメイトのタダシが遊びに来ていましたけど、そこはノブヒコが如才なく応対。
本当に気遣い満点のノブヒコを見るにつけ、ノブヒコを心配してしまうミサキ院長。
(ダメだわ、ノブヒコなりの行動なんだから、見守ってあげよう)
さらにヨウヘイも来たので、今日もにぎやかな午後となったシェイド孤児院です。
ミホは賢いお兄ちゃんたちにあこがれたようです。
お誕生日の通知。
明後日にはティーンになるので、あこがれのお兄ちゃんたちとクラスメイトになる日も近そうですね。
なにやらシオリとショウゴの声が聞こえたので、ミサキ院長がそっと乳児のお部屋をのぞくと……
シオリとショウゴがお話をしているようです。
シオリが乱暴なことをしないか、ミサキ院長はハラハラしていますが、さすがに自分より小さい子にはしなかったのでほっとしました。
ショウゴも明日にはお誕生日を迎えます。
孤児たちの成長に温かい気持ちになっていると、不意にスマホが鳴りました。
少し久しぶりの養子縁組希望の連絡に驚いていると、
「今回は、できればティーンを引き取りたいというご要望です」
「えっ? ええ、ティーンの子なら一人います」
なんと。
アサミの養子縁組が成立したのでした。
「アサミ、あなたを引き取りたいっていうご家庭が現れたの」
「えっ? 私?」
アサミの表情が曇ります。
「アサミ?」
「そんな、いまさらだよ……もう、私は卒業するまでここにいるんだって思ってたのに」
「そうよね、その気持ちはわかる。私もそう思っていたし、実際そうなったから。でも最近、卒業してヒナ姉ちゃんとヨシカズ兄ちゃんの家に移るとき、すごくマナ院長が申し訳なさそうにしていたのを思い出すの」
「ミサキ院長……」
「マナ院長は、最後の一日まで私たちに新しいお家を見つけたいという気持ちを持っていたの。私もそう」
ミサキ院長は、ひと息ついて話を続けます。
「だからね、あと少しでもいいから、アサミに家庭の温かさを味わってほしい。それは私にはできないことだから。もちろん私はあなたの母親のつもりで接してきたし、それはこれからも変わりない」
言葉に詰まったアサミは、ミサキ院長とハグをします。
「新しいお家で幸せになってね、アサミ」
「うん……うん……」
アサミはタカノ家に引き取られていきました。
お母さん、なかなか攻めた服ですねw
その夜、ノブヒコに見守られながら、ショウゴがつかまり立ちをしたのでした。
5年目秋の水曜日
今日はショウゴのお誕生日です。
今日も朝いちばんに目覚めたノブヒコは、朝から絵を描いたり、日記を描いたり、創造性を伸ばしています。
他の子たちも続々と起きてきました。
学校に行っている間にノブヒコのお誕生日の通知も来ましたので、このままだと今日から3日間連続でのお誕生日になりそうですね。
今日も幾度となくバニバニを叩きに行くシオリ。
そのたびに諭していたらとうとう。
(さすがにこれだけは厳しいといわれても譲れないわ)
たとえ小さい子だろうと、してはいけないことを躾けるというミサキ院長の姿勢は変わりません。
ミサキ院長が合間を縫って植物のお世話をしていると、学校組の帰宅時間です。
今日もあっという間でした。
アオイは変わらずC評価ですけど、宿題をちゃんとこなしつつ、運動スキルを中心に伸ばしていけば大丈夫でしょう。
通知も来ましたし、ショウゴのお誕生日をお祝いします♪
しっかりと「トップクラスの赤ちゃん」も獲得しました♪
……もうお察しでしょうか?
い き な り
おまるトレーニング!!!
おまるトレーニング!!!
ええ、健在ですよ。
なんてったって、シェイド孤児院名物ですから。
その後は明日がホリデーということもあり、思い思いに過ごす子供たちなのでした。
5年目秋の木曜日
今日は盛りだくさんの日です。
収穫祭に、ミホのお誕生日、養子縁組の受け付け日。
そして朝も早くから、ショウゴの3つのなやみが判明しました。
……だいぶきてますね、これは。
攻撃的に破壊者、さらに運ばれるの大嫌い。
シオリと二人でダブル攻撃的な布陣(?)って、笑えないレベルになるかもしれません。
ふたりで噛みつきあったりするのかも……? なんて、カオス以外の言葉が見つかりませんが、それでもミサキ院長はこの子たちを育てていくよりほかはありません。
朝っぱらからふざけっこの遊びをするショウゴと、それをお皿を片手にじっと見ているシオリ。
「次は私~♪」
なんて言い出しそうな気もしますね。
案の定、シオリともふざけっこの遊びをして、朝からお疲れのミサキ院長。
収穫祭のため、小学生以上の子供たちと一緒にノームにお供えをします。
何か様子がおかしい???
どうやらミサキ院長はノームの怒りに触れてしまったようです。
必死で許しを請います。
が、怒りの電撃を受けるミサキ院長。
受難の収穫祭となったのでした。
何度か許しを請うも、許されなかったため、あきらめて収穫祭のご馳走を作る間に、またもやジョークチームが爆誕です。
いつだって笑いの中心にいるノブヒコ。アサミがいなくなった後、ノブヒコのおかげで楽しい雰囲気が続いている気もします。
そして、今年はにぎやかな収穫祭のご馳走会。
……のさなかに電話が。
もしや、と思ったら、養子縁組の連絡でした。
ミサキ院長は席を外してサイコロを振りました。
5人なので、
1:ミホ、2:ノブヒコ、3:アオイ、4:シオリ、5:ショウゴ、6が出たらもう一回としてサイコロを振ります。
4なので、シオリの養子縁組が成立しました。
「シオリ、あたらしいおうちのひととなかよくね♪」
シオリはミケルソン家に引き取られていきました。
オリオンさんは、以前ふらりとシェイド孤児院に遊びに来たことがあります。
その後家族と相談して、この度養子縁組を、となったのだそうです。
いろんな人と交流して、縁をつなぐことも大切だと痛感しました。
シオリを送り出した後、ミホのお誕生日をお祝いします♪
早速、アサミもお祝いに駆けつけてくれました。
そしてその日の夜。
ノブヒコがお年頃に突入。
やはり何かに頭を悩ませるはめになるミサキ院長なのでした。
チャレンジ達成まで04/40
では今回はこのあたりにいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
よろしければ次回もお立ち寄りください。
~次回に続く~
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